やったぁ!白トリュフ発見。バローロワインの産地へ小さな旅
2016.10.08

今回の旅のもうひとつの目玉が、ピエモンテ州・アルバ近くのモンフォルテグルバという村で白トリュフ狩りを体験することでした。

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ここからは受け売り。一般的にトリュフは黒と白の2種類に分けられ、イタリア全土で通年にわたって採れるのは黒トリュフ。これに比べ、白トリュフはアルバ周辺で秋しか採れないなど、産地や時期が限られているために価格も白トリュフの4-6倍はするなど、希少価値も高いそうです。珍味といわれるゆえんですね。

因みに今日くらいの大きさだと、日本じゃ十数万円ですって。

その上、トリュフは豚が採ると思い込んでいた我々は、一匹のワンちゃんに託されているなんて夢にも思わなかったですね。

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トリノのホテルからタクシーをチャーターしておよそ1時間半。アルバの小さな広場で待っていてくれたのが、今回トリュフ狩りを見せてくれたフラビオ・アレッサンドリアさん75歳。5歳のときからトリュフ狩りデビューし、70年ですって。一方の主役の犬、ルナちゃんはまだトリュフ犬としてデビュー3カ月目の新米ちゃん。

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でもね、ルナちゃん、森に入るや20分くらいですごい勢いで大地を掻き始め・・・ハイ、白トリュフ発見の瞬間です。

フラビオさんがそこを慎重に、しかも深く深く掘り進めると、その土からトリュフの香りが充満するといいうか、香りがあがってきます。

様子を見守る我々も、香りに酔いながら息をつめてそっと作業を見つめていました。お宝の登場です。

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トリュフのにおいなど本格的に嗅いだことがない私ですが、なんだか濃厚な香りにクラッっときちゃいました。

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白トリュフの良し悪しは、梅雨時の雨の量が大きく作用するらしく、水分をたっぷりと吸い込んでゆっくり成長し、土中で熟成して香りがあがってきたときに、犬が見つけるらしいです。しかも、木の種類も大切で、樫の木の根につくのが最も薫り高く、菩提樹やポプラの根にもつくけれど、やわらかくて香りが少ないとか。

本日の収穫は、硬くてカタチもいいのでフラビオさんはごきげんです。タクシーの運転手さんにまで自慢してましたからねぇ。
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でこのアルバという町、もうひとつの名物があり、バローロというワインの産地なんですよね。フルボディのしっかりした味わいのやつです(藤井の主観ですが)。

フラビオさんは普段はバローロワインのぶどうの栽培農家さん。収穫まで2週間というブドウ畑に案内いただき、ちょっと味見もさせていただきました。種もなく甘かったですよ。ネッピオーロという品種だとか。

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1980年代に一気に増えて、当時は農薬を使って栽培していたらしいですが、近頃は無農薬で栽培し、ワインを自家製で醸造する農家も増えているんですって。このアルバ周辺のブドウ畑の景観は、ワイン醸造の歴史とともに2014年に世界遺産に指定されました。ハイ、フラビオさんのブドウ畑からの景観は世界遺産だったのです。しかもイタリアでは50番目のね~。

 

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世界遺産を背景に全員で記念撮影。

もちろんアルバでのランチはバローロワインと白トリュフのパスタ。それにこの辺りでは普通に食されているラビットの肝ソテーをいただきました。毎年10月に行われる白トリュフの収穫祭を前に待ちも大賑わいでした。

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ラビットの肝です。さっぱり味


白トリュフを 別途オーダーして、香りと味をめいっぱいいただきました。最高(*^_^*)

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白トリュフ狩りなんて、しかも実際に収穫できることは珍しいらしく、ラッキーな旅になりました。タクシー代や案内も含めて35000~40000円くらいのオプショナル。旅先では好奇心を満タンにして、多少のお金は惜しまないことも大切ですね。

通訳いただいた難波恭子さん、ありがとうございました。白トリュフ狩りに連れて行ってくださった赤間博斗さんにも感謝します。

 

 

 


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